食事を与える時のしつけ
食事を与える時のしつけで気をつけて欲しいことがあります。
それは、《子犬の食事を飼い主より先に優先させないこと!》です。
子犬が食べたそうにしているのを見るとつい
「お腹を空かせて可愛そうだから、自分達の食事は後にしよう」と
先に子犬に食事を与えてしまいがちになります。
けれど、実はそれ・・子犬に大きな勘違った認識を植えつけてしまう
間違った食事のしつけです!
犬は常に自分を中心にして家族に順位をつけてそれに従います。
犬の世界では常にリーダーが絶対的な存在で、リーダーより先に
食事を食べることはできません。
それが、リーダーだと思っている飼い主が自分より後に
食事しているのを見たら、どう思うでしょう?
「あれ?先に食べてる僕の方が偉いの?」
と勘違いしてしまいます。
ある程度、犬が大きくなってしっかりと飼い主との間に主従関係が出来ていれば
先に食事を与える時があっても大丈夫です。
しかし、まだ主従関係があやふやな子犬の時期から、
飼い主より先に食べさせてしまうと
犬はアナタを従うべきリーダーだとは思ってくれなくなります。
食べたい時に吠えて要求するようになったり、
自分中心のわがままな犬になってしまいます。
食べたそうにしている子犬の前で先に食事を取るのは少し
食べにくいかも知れませんが、しつけだと思い、ここはグッと我慢して
「私がリーダー!食べ終わるまで待ちなさい」と言う様に待たせるようにしましょう。
最初の何日かは、欲しがっていてもいつの間にか理解し自然に飼い主が食べ終わるまで
犬自身が待てるようになります。
ここは、飼い主の我慢の時期です。