成犬のトイレのしつけ方
子犬時代にしっかりとトイレのしつけが出来ていれば
問題はないのですが、間違ったトイレの仕方のまま
成犬になるとおしっこの失敗で困るケースも多々。。
けれど、成犬になってしまったから仕方ない・・と
諦めてしまわないで下さい。
子犬の頃に比べ覚えるまでの多少、時間はかかりますが
成犬からでも再度、トイレのしつけはできるんです。
焦らず根気よくトイレのしつけしていきましょう。
ペットショップなどから成犬になった犬を飼うことになった人にも
今日からできる簡単なトイレのしつけ方を紹介しますね。
サークルを使ってトイレのしつけをする
1) トイレシーツを敷き詰めサークルを設置します。
この時、トイレシーツの下に新聞紙を敷いておくと、
シーツがサークル内でズレた時でも安心です。
2) クルクルと回る動作が出たら、サークルの中に誘導する。
犬は排泄の際、周囲の匂いを嗅いだりクルクルと回る動作を
します。声をかけサークルに誘導するようにしましょう。
人間の赤ちゃんのトイレトレーニングのように、おしっこの際
「シーシー」「しっこ」など犬に排泄を連想させる言葉を
毎回排泄時に繰り返し言うようにすると、
犬はその言葉を覚え、自然に排泄するようになります。
3) 最初は、サークルいっぱいにシーツを敷き詰め、出来るようになってきたら
徐々にトイレシーツを減らし、最終的には1枚で排泄できるようにします。
成犬の雄犬は、どうしても片足をあげて立ちションをするようになり、
電柱に似た家の中にある立てかけてあるものや柱を見ると
トイレシーツを敷いてない場所でも排泄したりしがちです。
こんな時、市販で売られている《犬が苦手な匂い》が配合されたスプレーを
家の柱などにシューッと毎回、振りかけておくとそこでおしっこはしなくなります。
市販のものの代用としては、お酢を薄めたものでも構いません。
そして、シーツ以外で犬がおしっこをしてしまった場合は、
速やかに消臭スプレーなどで、おしっこの匂いを除去しましょう。
匂いが残っているといくらしつけをしようとしても、犬は
自分の匂いのする場所をおしっこの場所だと認識してしまいます。
さらに、トイレシーツはこまめに新しいものに替えるようにしましょう。
犬はとても匂いに敏感で清潔な生き物なのでトイレシーツが
替えられず汚いままだとそこで排泄をしたがりません。
汚いトイレでおしっこはしたくない。
それは私たち人間だってそうでしょ?
風通しの良い場所におしっこする場所を設置し、
毎日焦らずトイレのしつけをしていきましょう。
そして、ちゃんと出来た時はいっぱい褒めてあげる!
それだけであなたの犬は、あなたの期待に応えようと頑張ります。