犬との信頼関係を築くために

犬 信頼関係

 

犬を飼う上で一番大切なことは、
犬との信頼関係を築くことです。

食事や排泄、散歩など身の回りの世話をするだけでは
犬はアナタをただの自分の世話係としか見てくれません。

そして、いつの間にかアナタの立場は
犬にとって自分より下になってしまいます。

 

犬と良い信頼関係を築くためには、アナタ自身、毅然とした態度で接しなければなりません。

よく、「可愛いから」と甘やかしてしまう飼い主がいます。
けれど、それは犬にとって一見、幸せなことのように思いますが、
自分がこの家で一番上の立場にいると犬に誤認を与え、
結果大きなストレスと不安を感じさせてしまいます。

狼を祖先に持つ犬社会に置いて常にリーダーの言うことは絶対です!

いざという時にリーダーがいることは自分の身の危険を守る上でも
とても大切なことなのです。その為、犬は自分に対する家族の態度を
よく観察しています。そして、自分を中心にしての順位をつけています。

 

 

例えば、普段、食事や世話の大半をお母さんがしているのに
仕事から帰って少しだけ構うお父さんの言うことだけに従う・・・
なんて話をよく聞きませんか?

この場合、お父さんが頼りになるリーダーであると
犬は思っているということです。

 

触れ合う時間が長ければ良いというわけではなく
また、犬の機嫌を伺うのではなく、親が子どもを叱るように
悪いことをしたら叱り、出来たらしっかり褒める!

いわば、犬との信頼関係は
子どもを養育するのと同じ親子間の絆みたいなもの
だと私は思います。

甘えられる存在でもあり、何かあったら「大丈夫!」と頼りになる存在・・。
本当の親と離れアナタのところに来た地点で、
犬にとってアナタはリーダーでもあり、親となるのです。

 

甘やかして可愛がるだけでは、人間の子どもと同じ
手のつけられない我侭な子になってしまいますよ。

愛情をしっかり注ぎながら親として毅然とした態度で
いけないことをした時は怒り、正しいことをゆっくりと教えていく・・・

それがアナタと犬との信頼関係を築く方法です。

犬 信頼関係

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