犬の散歩のしつけ方③ 散歩の時間は決めないで!

毎日のライフスタイルもあるかも知れませんが、なるべく散歩は
決まった時間よりバラバラの時間に行くようにしましょう。

 

例えば、朝6時に散歩をする習慣をつけてしまうと、
休日などゆっくりしたい日にも

「散歩に行く時間だよ!」と、
犬から散歩を催促するようになってしまいます。

あくまで飼い主の都合に犬が合わせるようにするために
散歩の時間は不定期にすることをお勧めします。

 

体調が悪い日だってあるし、天気が悪い時だってあるわけですし
犬にとっても毎日、決まった時間に行くより
「散歩行くよ!」と突然、うれしい事が提案される方が
より散歩に行く楽しみが沸いてきます。

 

ただし、季節によって散歩の時間には気をつけましょう。
夏場のアスファルトは人間でも素足で歩くとヤケドするほど熱されています。

特にダックスなどは体高さが低いので地面に近く熱の反射が多くかかります。
肉球などのヤケドや熱中症は犬にはあるので

夏場は早朝や夜の涼しい時間に、
冬は日中の暖かい時間に行きましょう。

 

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犬の散歩のしつけ方② 飼い主の左横について歩かせる

 犬の散歩 しつけ

散歩に慣れてくると、犬はドンドン先に・・先に・・と
グイグイとリードを引っ張って自分のペースで歩こうとします。

それでは、まるで犬に飼い主が散歩に連れて行って
貰っているようになってしまいます。

 

常に、飼い主に主導権があることを
子犬の時期から覚えさせましょう。

そのためには、犬に先頭を歩かせないことが大切です。

 

犬に先頭を歩かせない理由には、飼い主との主従関係の問題だけでなく
実は、愛犬の命を守る上でもとても大切なことなんです。

もし犬が先頭を歩いていて、横から車が走ってきたらどうなりますか?

 

先頭にいる犬が真っ先にひかれてしまいます。
後で気がついて後ろからリードを引っ張っても間に合いません!

アナタの犬の安全を守るためにも、子犬期から飼い主の左横を歩くしつけを
習慣づけさせましょう。

 

犬は小さな子どもと同じです。
まずは、アナタがしっかりと安全を確認して歩かないといけません。

散歩のしつけ ~手順とやり方~

(1)犬が飼い主の前に出て歩こうとしたら、
   リードを後ろに引っ張りその場で立ち止まりましょう。

(2)犬が止まり左横についたらまた歩き出す。

(3)犬が飛び出さなくなるまでそれを繰り返します。

   アナタが立ち止まった瞬間、何度も強くリードが引っ張られるので
   《前に出たら引っ張られる!イヤだ!》と犬自身が体でそれを覚え
   前に出ることをしなくなります。

(4)それでもまだ先頭に出るようなら、立ち止まった後、犬が行きたい方向とは
   逆の方向に向き(アナタが先頭になるように)歩き出しましょう。
   犬が飛び出したら、逆の方向、飛び出したら、逆・・・を繰り返し

   「行きたい場所を決めるのは私!」と
   主導権が飼い主にあることを覚えさせましょう。

 

子犬の時期から始めると、無理なく飼い主主導の散歩ができます。
焦らずゆっくりと繰り返し行いましょう。

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犬の散歩のしつけ方① まずは外の環境に慣らそう

犬 散歩 しつけ

 

初めて見る外の世界、環境に
いきなりスタスタと軽快に歩ける犬はなかなかいません。

 

初日、外に出しても座り込んだまま、その場から動かなかったり、
リードをグイグイ引っ張って帰ろうとしたり・・・
慣れない環境にビックリしてスムーズに行かないものだと思っておいてください。

 

動こうとしないようなら、初日は、まず無理に歩かせず抱っこして
散歩コースを歩いてみましょう。

「少し歩いてみようかな?」と、子犬が腕の中でソワソワしてきたら
ゆっくりと地面に下ろしてあげてください。

飼い主にまだしがみつくようなら、
その日は歩かせず抱っこのまま散歩して終わりましょう。

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散歩のやり方としつけ方

3回のワクチンを接種して獣医師から散歩のOKが出たら
いよいよ散歩デビューです!

同時に散歩のしつけも始めましょう。

 

犬にとっての散歩は、単に排泄の為や運動をするだけでなく
社会的な刺激を受けるとても大切な機会です。

土の匂い、草の匂いなど、外の世界の様々な匂いを嗅ぐことよって、
自分以外の他の犬達(仲間)の情報なども得ることができるのです。

 

そして、それと同時に飼い主や他の人や犬とのコミュニケーションを取る上でも
大きな役割を果たすのが散歩
です。

室内で日頃できないボール遊びやフリスビー、かけっこなどをして遊んだり
「オイデ」「マテ」など外でのしつけも、室内とまた違った刺激の中なので
犬の集中力も高まり効果的です。

《散歩は、排泄をさせるためのもの!》ではないんですよ!

 

それでは、散歩のしつけ方について説明していきます^^

 

犬の散歩のしつけ方

まずは外の環境に慣らそう

飼い主の左横について歩かせる

散歩の時間は決めないで!

発情期の散歩は気をつける

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成犬のトイレのしつけ方

トイレ しつけ

子犬時代にしっかりとトイレのしつけが出来ていれば
問題はないのですが、間違ったトイレの仕方のまま
成犬になるとおしっこの失敗で困るケースも多々。。

けれど、成犬になってしまったから仕方ない・・と
諦めてしまわないで下さい。

 

子犬の頃に比べ覚えるまでの多少、時間はかかりますが
成犬からでも再度、トイレのしつけはできるんです。

焦らず根気よくトイレのしつけしていきましょう。

 

ペットショップなどから成犬になった犬を飼うことになった人にも
今日からできる簡単なトイレのしつけ方を紹介しますね。

 

サークルを使ってトイレのしつけをする

トイレ しつけ

1) トイレシーツを敷き詰めサークルを設置します。
  この時、トイレシーツの下に新聞紙を敷いておくと、
  シーツがサークル内でズレた時でも安心です。

 

2) クルクルと回る動作が出たら、サークルの中に誘導する。
  犬は排泄の際、周囲の匂いを嗅いだりクルクルと回る動作を
  します。声をかけサークルに誘導するようにしましょう。
 
人間の赤ちゃんのトイレトレーニングのように、おしっこの際
「シーシー」「しっこ」など犬に排泄を連想させる言葉を
毎回排泄時に繰り返し言うようにすると、
犬はその言葉を覚え、自然に排泄するようになります。

 

3) 最初は、サークルいっぱいにシーツを敷き詰め、出来るようになってきたら
  徐々にトイレシーツを減らし、最終的には1枚で排泄できるようにします。

 

 

成犬の雄犬は、どうしても片足をあげて立ちションをするようになり、
電柱に似た家の中にある立てかけてあるものや柱を見ると
トイレシーツを敷いてない場所でも排泄したりしがちです。

こんな時、市販で売られている《犬が苦手な匂い》が配合されたスプレー
家の柱などにシューッと毎回、振りかけておくとそこでおしっこはしなくなります。

市販のものの代用としては、お酢を薄めたものでも構いません。

 

そして、シーツ以外で犬がおしっこをしてしまった場合は、
速やかに消臭スプレーなどで、おしっこの匂いを除去しましょう。

匂いが残っているといくらしつけをしようとしても、犬は
自分の匂いのする場所をおしっこの場所だと認識してしまいます。

しつけグッズ シート

 

さらに、トイレシーツはこまめに新しいものに替えるようにしましょう。
犬はとても匂いに敏感で清潔な生き物なのでトイレシーツが
替えられず汚いままだとそこで排泄をしたがりません。

汚いトイレでおしっこはしたくない。
それは私たち人間だってそうでしょ?

 

 

風通しの良い場所におしっこする場所を設置し、
毎日焦らずトイレのしつけをしていきましょう。

そして、ちゃんと出来た時はいっぱい褒めてあげる!
それだけであなたの犬は、あなたの期待に応えようと頑張ります。

 

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食事の時間はバラバラにする

食事 しつけ

毎日、決まった時間に食事を与えていると
その時間が近づくと犬が食事を要求するようになります。

そうなると飼い主の都合にお構いなく、
犬のペースに飼い主が従うことになってしまいます。

 

生活している中、毎日決まった時間に食事が食べられないこともあります。
あくまで、飼い主の生活のペースだと認識させるためにも
子犬の時期は、わざと時間をバラバラに与えてみましょう。

休日の日の朝はゆっくり目の朝の食事、夜も遅めの食事など
飼い主のペースに犬自身が合わせるようにしていきましょう。

それは、犬と飼い主との主従関係を築く上でも大切なルールです。

 

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食事を与える時のしつけ

食事 しつけ

 

食事を与える時のしつけで気をつけて欲しいことがあります。
それは、《子犬の食事を飼い主より先に優先させないこと!》です。

 

子犬が食べたそうにしているのを見るとつい
「お腹を空かせて可愛そうだから、自分達の食事は後にしよう」と
先に子犬に食事を与えてしまいがちになります。

けれど、実はそれ・・子犬に大きな勘違った認識を植えつけてしまう
間違った食事のしつけです!

犬は常に自分を中心にして家族に順位をつけてそれに従います。

犬の世界では常にリーダーが絶対的な存在で、リーダーより先に
食事を食べることはできません。

それが、リーダーだと思っている飼い主が自分より後に
食事しているのを見たら、どう思うでしょう?

 

「あれ?先に食べてる僕の方が偉いの?」
と勘違いしてしまいます。

ある程度、犬が大きくなってしっかりと飼い主との間に主従関係が出来ていれば
先に食事を与える時があっても大丈夫です。

 

食事 しつけ

 

しかし、まだ主従関係があやふやな子犬の時期から、
飼い主より先に食べさせてしまうと
犬はアナタを従うべきリーダーだとは思ってくれなくなります。

食べたい時に吠えて要求するようになったり、
自分中心のわがままな犬になってしまいます。

 

食べたそうにしている子犬の前で先に食事を取るのは少し
食べにくいかも知れませんが、しつけだと思い、ここはグッと我慢して
「私がリーダー!食べ終わるまで待ちなさい」と言う様に待たせるようにしましょう。

最初の何日かは、欲しがっていてもいつの間にか理解し自然に飼い主が食べ終わるまで
犬自身が待てるようになります。

ここは、飼い主の我慢の時期です。

 

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子犬期の食事の与え方

エサ

子犬の時期は、体の基礎を作るための大切な時期なので
食欲がとても旺盛です。

食事は1日3~4回を小分けにし、歯が生えそろっていない
子犬の時は、フードをお湯で少しふやかして与えましょう。

 

「まだ食べたそうだけど・・・太ったら・・」
と心配になるかも知れません。

でも、この時期は、成長期でもありますので与えたからと言って
肥満にはなることはないのでしっかり食べさせてあげてください。

ここでしっかりとした体の基礎ができていれば、生涯病気にかかりにくいと
言われていますので食事制限は、特に必要ありませんよ。

 

私もコナンを飼った時は、あまりの食欲に心配して
獣医さんに相談したことがあるのですが、

「体を作るために要求している食欲だから、ある時期を過ぎたら落ち着きますよ」
という先生の言葉通り、ある時期から食欲も落ち着き
今では、あまり欲しがらず朝、夕の1日2食です。

 

生後3ヶ月頃から乳歯が抜け永久歯が生えそろえはじめます。
7ヶ月ごろまでには乳歯がすべて抜け永久歯に生え変わると思います。
子犬の歯の様子を見ながら、お湯でふやかしていたフードから
少しずつ、硬いフードが食べられるようにしていきましょう。

いきなり、フードを子犬用から成犬用に切り替えるのではなく
成犬フードと混ぜながら、子犬用フードを
少しずつ減らし切り替えていくことが大切です。

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犬を飼う時に必要なグッズ⑨ おもちゃ

 

手を使って遊ぶと犬はアナタの手をおもちゃだと認識し
大人になってからもアナタの手を噛んでも良い物、おもちゃだと思ってしまいます。

ですので、遊ぶ時は必ずおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。

 

やわらかいクッション生地のボールやぬいぐるみなど
かじって誤飲しないおもちゃにしましょう。

また、特に小さいうちは、ボタンなどついている
おもちゃものは避けましょう。

 

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犬を飼う時に必要なグッズ⑧ キャリーバッグ

 

どこかに移動する時、病院に連れて行く時
あって便利なのがキャリーバッグです。

現在のキャリーバッグは、
犬が外を見れるようにメッシュの窓がついているものが多く種類も豊富です。

 

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